Select Cloud LUT

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Cloud LUT選択・ダウンロード画面

この画面では、インターネットからWOWOW提供のCloud LUTをブラウズ、ダウンロード、選択を行うことができます。いったんダウンロードしたLUTはローカルで利用可能です。

LUBOXを接続している場合は、選択パラメーターが即座にLUTに変換され、出力画像で結果を確認することができます。


カメラ選択領域

メーカー、カメラを選択します。カメラ情報は有効期限が設定されており、有効期限が切れる、または不定期に更新され新バージョンが利用可能な場合、ボタンが点滅しますので、ダウンロードしてください。

カメラ撮影モード設定領域

カメラ選択後、選択したカメラに応じて、各種撮影モードの選択肢が表示されます。実際に使用するカメラの設定と一致させる必要があります。

DeSatだけはカメラの撮影モードでなく、カメラからの出力をシステム内で前処理を行うための設定です。DeSat1はカメラ出力画素値の飽和を低減するため、高彩度高明度の色の彩度をコントロールします。ステージ照明など高輝度高彩度LED光源を用いる場合、センサーの飽和によるアーチファクト低減に効果的です。自然光や通常のスタジオ照明の場合はDeSat1を選ぶ必要はありません。

レンダリング選択領域

ここでレンダリングとは、カメラに依存しない、シーンの色空間をアウトプットの色空間にどのように変換するか、絵作りの意味で使用しています。

現在レンダリングは、4種のパラメーターで構成されており、

1. Target Display

出力のターゲットとなる色空間を指定します。レンダリングの出力はこの色空間にマッピングされます。適切なTargetを選択する必要があります。

HDRの場合は、HDRの選択肢の中から選択します。

2. Rendering

メインとなるレンダリングの選択肢です。RRT(Reference Rendering Transform)は、AMPASのACES規格の標準レンダリングであり、最も無難な選択肢です。

RRTの他に、プリントフィルムのエミュレーション、各カメラメーカーの標準色再現、を選択することができます。

3. Look Variation

ここでは14種類のネガFilm Lookから味付けを選択することができます。

下記に、FUJIFILM製ネガフィルムの説明を記載します。


F-64D

ETERNA500よりも全体的に硬調、⾼彩度。⾊のヌケ、鮮やかさが特⻑的な再現。

ETERNA Vivid160

ETERNA500よりやや硬調なコントラスト。特に⻩⾊の発⾊に特⻑を持った再現。

ETERNA Vivid500

ETERNA500より硬調なコントラストで彩度が⾼い再現。

ETERNA 250

ETERNA500よりやや軟調な再現。

ETERNA 250D

ETERNA500よりもやや彩度が⾼い再現。

ETERNA 500

富士フイルム撮影用ネガフィルムのスタンダードタイプ。中庸なコントラストと彩度の再現。

ETERNA 400

ETERNA500よりも全体的に軟調なコントラストで彩度が低いしっとりとした再現。

REALA 500D

ETERNA500と同等なコントラストでかつ色が明るく彩度が⾼い再現。

ETERNA Vivid 400

ETERNA500よりも全体的に軟調かつ⾼彩度の再現。フィルムでは技術的に作ることができなかった絵作りをデジタルで表現しました。


4. Gamma

全体のシステムカーブの硬さを選択します。1.0がデジタルシネマの基本ガンマです。TV放送向けは0.8など、やや軟調な設定が好まれます。

LUT情報、画像表示領域

この領域は、カメラの実測に基づく特性データ、LUT全体の階調特性などをグラフを使って表示します。一部のカメラについては、テスト撮影画像をダウンロードすることもできます。

Imageタブに切り替えると、LUTによる処理結果を画面上でプレビューすることができます。

1.カメラ測定結果


これはカメラのトーンカーブの測定結果を示しています。横軸が対数スケールの露光量、縦軸が10bitのフルスケールで、右上がり白いカーブがカメラの階調特性を示しています。

カーブの先端の赤い領域は、カメラのLOGカーブとして定義されているものの、実際のカメラでは出力できなかった領域です。すなわち、ダイナミックレンジの範囲外を表しています。


右下がりのR,G,Bの折れ線グラフは、カメラのノイズ特性を示しています。(すべてのカメラで計測されているわけではありません)


グラフの右側の表は、カメラの特性を数値で表したものです。CVはCode Valueを意味し、10bitスケール(0-1023)で数値表示しています。

Stops, Maxはハイライトダイナミックレンジを表しますが、自動計測しているため誤差が多いく、目安としてお使い下さい。


2. システムトーンカーブ


このグラフはシステムトーンカーブを表しており、カメラの入力変換、レンダリングの選択を組み合わせた結果のシステムとしての再現特性を意味します。

横軸、縦軸ともが10bitの0-1023です。

6色の色を結んだ6角形は、主要6色の色がシステムにより、どのように変換されるか示しています。中心がグレーの極座標の色度図です。

内側で点線で結ばれた小さい点の6色が入力、外側の実線で結ばれた大きい点が変換後の色を表しています。

3. カメラ入力変換のxy色度図


このグラフは、カメラの入力変換で得られた色域をxy色度図にプロットしたものです。

ブルーの三角形がRec709、黄色の三角形がRec2020の色域を示しています。

白の点は、カメラのダイナミックレンジ内で、実機で発生する可能性のある色、赤はカメラのダイナミックレンジ範囲外で適切な選択をしている限りは発生するはずがない色、を表します。可視域の外側の色はシステム上、アーチファクトを生む可能性があり、注意が必要です。

DeSatを選択すると、色再現の全体は内側に集まり、可視域外の色の数が減少することがわかります。