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高精度で信頼性の高いLUT処理機

ライブ・音楽・スポーツ

IS-miniはハードウエアのコンパクトさを維持しながら、

最適なLUT処理機能を備え精度の高い色変換を実現します。

コンパクトかつ信頼性の高いハードウェア

IS-miniはわずか10センチ四方というコンパクトで頑丈な筺体。
発熱を低減し、5Vで0.65Wの低消費電力。24時間の連続稼動も問題なくこなします。

業界トップレベルのLUT処理精度

IS-miniはLUT処理の精度を重視し、26^3LUTキューブを採用。
一般的なLUT処理機は17^3というIS-miniより少ない格子点数
であり精度が劣ります。
IS-miniは26^3LUTキューブと三角錐補間を組み合わせることで
業界トップレベルの精度を実現しました。

LUTの補間方式に三角錐補間方式を採用

LUT処理の精度は、格子点の数とともに補間アルゴリズムも重要。
一般的にLUT補間方式はアルゴリズムの簡単な立方体補間が多く
採用されていますが、その方法では一部のカメラにおいては
グレー、肌、青空などにトーンジャンプが発生することがあります。
IS-mini(ファームウエアバージョン FPGA Ver9.06以降対応)では
三角錐補間を採用しグレーやスキントーンの滑らかさを向上させ
ています。

IS-miniの内部処理

IS-miniの内部では、HD-SDIで入力された映像信号をはじめに1D LUTで変換。その後、3D LUT・1D LUTの順番に
画像処理が行われ最終的にHD-SDIで出力されます。はじめに1D LUTでグレー階調を整えることにより、変換精度を向上。
カラーコレクションのパフォーマンスもアップします。

IS-mini内部の画像処理

リアルタイム性を追求

高性能な演算計算を実現しつつもディレイをほぼ無い状態にすることで、LUT処理した映像をリアルタイムに出力します。
ライブやスポーツなどの生放送にも使用可能です。

ライブ・音楽・スポーツ

「IS-Lut」はFUJIFILM独自のバイナリ形式のLUTファイル。
バイナリ形式にすることでファイルサイズを小さくするとともに、LUT内部に変換の情報をメタ情報として同時に保存。
一般的なLUTファイルとは異なりLUTによる変換がどのような構成かIS-Lutファイルだけで確認することが可能です。

IS-mini内部の画像処理

※変換の流れは北米映画芸術科学アカデミーが提唱するACES基準に準拠しています。

IS-Lutを構成する5つの変換

※「IS-mini Manager」IS-Lut設定画面

  • CDL(Color decision List)

    IS-mini Managerで調整可能なパラメーターによる
    色調整機能です。デファクトスタンダードとなっている
    ASC-CDLに準拠しています。

  • IDT(Input Device Transform)

    カメラ機種依存の映像をカメラに依存しないものに
    変換します。カメラの機種やモードを正確に選択する
    必要があります。

  • FilmLook

    富士フイルムのノウハウが凝縮されたネガフィルムの
    ルックを再現します。

  • Rendering

    ダイナミックレンジの圧縮、階調変換、好ましい色再現の
    実現など出力に適した映像への絵作りを行います。
    デジタル映像製作の標準となるACESのRRTをはじめ、
    上映用プリントフィルムのテイストも選択可能です。
    デジタル撮影における絵作りを提供します。

  • ODT

    出力するモニタ設定にあわせるための変換です。
    モニタ設定と一致させることで正しい色を表示できます。

この5つの変換を1つのLUTにまとめたものがIS-Lutとなります。FUJIFILMは、各カメラごとにIDT/FilmLook/Renderingなど各種パラメーターを組み合わせたIS-Lutをネット経由で提供。「IS-mini Manager」を使用してダウンロードすることができます。
※対応カメラは順次追加する予定です。

また、IS-mini Managerを使用してCDLでカラコレ調整をおこなった結果はIS-Lutに書き込むことが可能であり、Exportで
BlackMagic design社 DaVinci Resolve形式の.cubeファイルに書き出したり、別のシーンや異なるプロジェクトで用いることもできます。

「何十種類もの異なるルックが利用可能なこと」

「カメラの機種が異なっても同じルックを利用できること」

この2つを実現するためには、カメラの色階調特性を記述した
プロファイルであるIDTの利用が必要不可欠。一部のメーカーでは
自社製品のカメラのIDTを公開・提供していますが、FUJIFILMでは
独自に計測したIDTを用いてIS-Lutに組み込み提供しています。

FUJIFILMの南青山テクニカルセンターでは、ARRI社のフレームを使用して
カラーマネージメント機能IDTの高精度作成システムを独自技術により開発。
新しいカメラのIDTを随時作成しています。

図のように、10万対1を越えるダイナミックレンジや、広色域の色再現を計測できる
チャートを撮影することで、半自動でIDTの生成が可能です。カメラ間のマッチングを
行うために理想的な方法をとるため、管理された同一環境でIDTを作成しています。

    フィルムルックシミュレーションの作例
  • Film Look:ETERNA500
    Rendering FujifilmPrint

  • Film Look:ETERNA500
    Rendering:AMPAS RRT WGR5.2

  • Film Look:F-64D
    Rendering:AMPAS RRT WGR5.2

かつてFUJIFILMが培ってきた映画撮影用ネガフィルムの
絵作りの設計データとノウハウを融合してデジタルで再現しました。

  • ネガフィルムバリエーション

    富士フイルムのETERNAシリーズをはじめ15種類の異なるフィルムタイプを実現。選択するだけでフィルムで撮影した
    イメージのルックを反映でき、すぐに比較が可能です。

    〈フィルムルックシミュレーション機能でデジタル再現できる映画撮影用ネガフィルムの一部〉
  • ポジフィルムエミュレーション

    ポジフィルムをスクリーンに上映した色再現も選択可能。色再現域がハイライトでウォームになるポジフィルム独特の
    トーンスケールなど手軽にフィルムルックを実現します。

  • RRT(リファレンス・レンダリング・トランスフォーム)

    AMPAS(映画芸術科学アカデミー)が開発中のデジタル時代のスタンダードと言われているRRTも選択可能。
    ハイライトからシャドーまでニュートラルな再現を維持しつつ、ダイナミックレンジを最大限にいかした色再現を実現します。
    デジタル時代のデフォルトと言える変換です。

  • 階調バリエーション

    いずれのレンダリングを選んだ場合でも、主階調の硬さを0.7~1.0の4段階で選択できます。
    カラーコレクションでのコントロールも可能ですが、ここでの階調選択はハイライト・シャドーの再現を最適に制御した上で
    主階調の硬さを制御しているため、パラメーター選択だけで理想的な階調を得ることが可能です。

IS-miniを使用してLog映像にLutを適用したり、LUTを編集するには「IS-mini manager」を使用します。
ここではIS--miniとIS-Lutを活用したカラーグレーディングの大まかなワークフローをご説明いたします。
※「IS-mini Manager」のDLはこちらから。

  • ①IS-Lutの組合せからベースルックを決定します。
  • ②CDLのパラメーターでカラーコレクションを行い、IS-Lutにカラーコレクションの情報を保存します。
  • ③最終的に決定したルックのIS-Lutを選択してBlackMagic design社 DaVinci Resolve形式の.cube
    ファイルへエクスポートします。編集の時にLUTデータを読み込むことで撮影現場で決定したルックを
    再現することが可能です。
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